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10月は,運動会の季節ですね。運動会で気になるのは,「我が子はかけっこ何位かしら?」「転ばずにゴールできるかしら?」などではないでしょうか。
子ども達は,日頃から先生や友達と追いかけっこをしたり,リレーをしたりして遊んでいます。二学期に入り,体力もついてきて,体を動かして遊ぶのを心から楽しんでいるようです。広い園庭で,自由に走り回ったり,固定遊具で遊んだりすることで,脚力・握力など総合的に成長していくと思います。
運動会は,そんな日頃の積み重ねやクラスの友達と力を合わせてリレーを頑張ることに意義があるのです。年中少組の幼児は,年長組がかけっこをする様子を見て,かけっこごっこをします。かけっこごっこというのは,好きな遊びの時間にかけっこのように,スタートラインに並び,教師に名前を呼んでもらい,かけっこをするといった遊びです。遊びの中で,走る楽しさや友達と走る面白さなどを感じられることで,運動会への期待につながると思います。
では,足が速くなるようには,幼稚園ではそのようにしているかというと,まずはかけっこへの苦手意識をなくすようにしています。緊張していると,歩幅が小さくなったり,元気よく走れなかったりするからです。遊びの中でかけっこごっこを取り入れるのはそのためです。また,スタート前のポーズで片足を大きく後ろへひくこともアドバイスします。片足を大きくひくことで最初の一歩が大きく踏み出せるようです。そして,ゴールでは教師が手招きをして待っています。子ども達がゴール近くになると教師も後ろへ下がります。子ども達は,ゴールテープが近づくと失速してしまうので,教師が後ろへ下がって手まねきをすることで,最後まで一生懸命走ることができます。
また,日頃から履き慣れた靴を使用することも大切です。新しい靴を運動会で履かせたい時は,早目におろして履き慣れるようにして下さい。
子ども達は,お父さん・お母さんの事が大好きです。褒められようときっと一生懸命運動会に臨みます。愛情たっぷりの朝ごはんを準備し,明るく運動会当日は送り出して下さい。そして,終わった後は,何位であっても,たくさん褒めて自信につながるようにして下さいね。